西郷どん元年に行っておきたかった、鹿児島、熊本、西郷隆盛どんの軌跡をめぐる旅。
2017年の6月に、仕事のついでに行った鹿児島中央駅周辺の、ダッシュに次ぐダッシュ、キックエンドダッシュな旅はこちら。
「高速かごしまカンコーのはなし。」
今回も、めちゃくちゃタイトなスケジュールだったので、去年訪れた場所は割愛いたしました。
ほんとうは私だって、亮平どんのように、九州ぐるっと一周したかった!
亀の手などに、キャピつきたかった!
仕方ないですね…まだ子どもがチビッコなうちはね。
ざっくりスケジュールは以下の通りです。
初日 仙巌園をはじめ、島津家探訪および黎明館
2日目 鹿児島市から枕崎〜指宿へ、かーらーの、熊本入り。
3日目 熊本城、田原坂、帰宅。
片道、くるまで5時間ですから。
巡る箇所も限られます。
もう、脳みそ沸騰するほど悩みましたよ!
脳を沸かすほど、熱い芋!
(意味不明)
初日、朝5時に起きて、まだ寝ているふたりの息子を米俵よろしくクルマに放り込み、いざ出発。
クルマの旅での楽しみの1つに、サービスエリアがあります。
最近のサービスエリアはトイレも綺麗で、おシャンティなパン屋やカフェ、雑貨などが買えたりしますよね。
あと、個人的にサービスエリアで休憩する人々を眺めるのも好きです。
(悪趣味)
仮眠をとるトラックドライバー
(物流の要ですありがとうございます)
メロンパンを半分こする老夫婦
(長距離運転気をつけて!)
足が臭いから車内で靴を脱ぐなと娘に怒られるオヤジ
(靴にお茶の袋を入れてみて!)
サービスエリア、さながら人間交差点!
あとはこんな出会いがね…
初手からボルテージあがります。
すべてのサービスエリアに寄ったろかいとも思いましたが、さすがにタイムロスなので先を急ぎます。
ちなみに家を出て30分でダンナが
「死ぬほど眠い」と鼻ちょうちん出しながら言い出したので、往路はわたくしが運転いたしました。
イルカと泳ぐようなスムースドライビングを心がけ、午前11時に鹿児島到着!!
おお…
おおお…
桜島どん…
またお目にかかりましたね。
ちょっと曇って霞んでいたのと、子どもにいたずらで窓にイカシールを貼られているのがたまにキズですが、
その荘厳さは変わりません。
ちなみに、桜島どんが鎮座ましましていらっしゃる姶良カルデラ。
「あいらかるでら」
って、韻を踏んでて良いですよね。
好きです。
(どうでもよい情報)
さて、昼食はお寿司屋さんで海の幸をいただき、いそいそと第1の目的地である「仙巌園」へ。
泣く子も黙る、島津家別邸「仙巌園」。
国指定名勝文化財です。
読んで字のごとく、お国が「すげー景色いいし歴史もあるからエライ!恒久に保護シマショー」とお墨付きを与えたというワケ。

別名の「磯庭園」からも分かるように、鹿児島湾沿いの磯地区にあり、んドカーーン!と桜島どんを拝むことができます。
この写真は、園入り口から霧島方面に入って行き、御殿も通り過ぎた先にある庭園から。
…正門から御殿あたりまではたくさん人が居たのに、ここにはひと気がありませんでしたよ。
もったいない!
絶景なのに!
(絶景ポイント、と看板もあったのに!)
お次のテンションあげあげポイント、「錫(すず)門」。

赤山先生と斉彬さまが通っておられましたね…
あきゃやませんせーーー!(号泣)
実際使っている瓦を触れるんですけど、かなり重量感あります。
強めの海風受けても、100人乗っても、大丈夫(そう)!!
さて、園内には薩摩伝統の剣術である「薬丸自顕流」の紹介と体験できるコーナーがあります。
ダンナと長男がいちばん食いついてましたね、ええ。
やはり、男子の血がたぎるんでしょうかね。
見事なまでのへっぴりごしであります…
なんというヘナチョコ剣士…
この時、キレイなお姉さんのギャラリーが何人かいたので、分かりやすく照れたのでしょう。
さあ、仙巌園といえば!
反射炉跡でございます!
ヒューヒュー!ドンドン!パフパ(以下略)
反射炉、つまり木炭ゴーゴー燃やしてー、壁などに反射させてーの、かったい鉄を溶かすっつう算段の施設ですね。
全ては強い日本のため。
西欧列強に負けないため。
完成してすぐに亡くなってしまった斉彬さま。
胸がいっぱいになりますね。
この写真の反射炉建屋は、1/4サイズのレプリカです。
画像だと分かりにくいですが、実物は高さ20mもある建物だったらしく、今で言う高層ビルですよねー。
…などと、わたくしがブツブツ言いながら反射炉前に立ち尽くしていると
「そろそろ休憩したい。」とのリクエストが。
時刻は午後3時。
ではあすこに行くっきゃない!!
2018年2月にオープンしたばっかり、仙巌園茶寮。できたてほやほやですね。
店内は木を基調にした座席で清涼感があり、窓から見える庭園と一体感のある内装。
和装の女性がお抹茶を点ててくださいます。
いつも思うのですが、このようにピカピカのお店に、”長時間運転したあと昼食かっこみ歩かぬ子どもを抱えて移動しつづけた汗だくヘロヘロの家族” って はたから見たらどーなのかなー!
なんて卑下た気持ちも、運ばれてきたカステラとお茶にキレイさっぱり洗い流されました。

↑窓からの眺めにシルクドソレイユみのある人たちが。
(ソッコー飽きた次男とだんな)
私の今回の目的の一つとして、尚古集成館(旧集成館機械工場)で島津家の名宝を拝ませていただきたいという願いがありました。
これだけは外せない、ポイントでございます。
…であったのですが、この時点で子どもたちが落雁のような白い顔に白濁した目で、うつろな面持ちであったため、ダンナと子どもはクルマで休憩させ(なんぼほど休憩すんねん)
駆け足でわたくしのみ、集成館へ!!
※ダンナは後から交代で観覧しました。
石田三成署判のある、太閤検地尺ですとか
斉宣(なりのぶ)さまが、父、重豪(しげひで)さまの政策を批判した「鶴亀問答」ですとか
斉彬さまの銀板写真ですとか
犬追物(いぬおうもの)で使われている矢はワンコに優しい、殺さない鏑矢が使われているとか(優しみ)
数え上げればキリがないほど アゲアゲな資料ばかりなのですが
中でも拝見できて大興奮だったのが
「島津重豪筆ローマ字」
であります。
ああ!
画像をあげられないのが切ない!
(あ、もちろん撮影禁止です。図録には掲載されてます。)
美しいカリグラフィーでございます。
縦32センチ、横54.5センチの紙に、薩摩琵琶歌「松囃(まつばやし)」と「君が代」の歌詞が書かれています。
ローマ字で!
島津重豪さまといえば、蘭学に没頭されて舶来の品を集めまくり、学校もたてまくり、薩摩文化向上を計った反面、財政を困窮させたキングボンビーのようなお方ですけども
大学者であり、超人的な活力をお持ちのお方だったんですね〜。
…まぁ、財政立て直しせなあかんかった子ども・孫らは大変だったでしょうけども。

図録とクリアファイル。
いつかは本物の薩摩切子を手に入れたい。
写真は尚古集成館の図録(マストバイ)と、薩摩切子のクリアファイル。
…ほんとうは、鹿児島行きが決まったその日から、薩摩切子貯金をしていたのです。
しかしつい先日、長男が買ってもらって8ヶ月しか経ってないMacBook にホットミルクをライドンさせたため、
薩摩切子ヘソクリはそっくり、パソコン代へ。
まあ、今は薩摩切子を持つタイミングではないということで。
トホホ!!(大声)
そんなわけでですね、この後 ホテルにチェックインしたあと、鹿児島市内も探索したのですが そのお話はまた後ほどの記事にて!
ドゥービーコンテニュー。
【おまけ】
北川景子篤姫さまが推す、きんつば。
仙巌園内にて。
焼いてるところを見られます。




無節操に読み散らかしております、読書日記。
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